経営情報システム RFID
RFID（Radio Frequency IDentification）
・ Radio Frequency … 無線周波数
・ IDentification … 自動認識
非接触タグ（ICタグ）には、RFタグや電子タグがある。RFタグはID情報を含み、近距離（数cm～数m）の電波で無線通信する技術全般をことです。タグを様々な物や人に取り付け、それらの位置や動きをリアルタイムで把握するという運用システムも含む。
RFIDの特徴と用途
特徴としては、①書き込みが可能、②一度に多数のRFタグと通信可、③見えなくても汚れてても通信可、④通信範囲が広い。
デメリットとしては、①RFタグの価格、②RFタグの付加コスト、③プライバシーの保護、④電波の影響がある。
現在の用途としては、非接触型ICカードにも使用されており、乗車カードや電子マネーなどがある。
また、流通のサプライチェーン・マネジメント (ＳＣＭ)で配送ルートで物品の動きを追跡する、②履歴管理として書き込みが可能なRFタグを使い、移動や加工のたびに記録するトレーサビリティを期待されている。
セキュリティについて
RFIDは書き込みが可能なため、不正に情報が読み取られたり、書き変えられたり、情報を改ざんして悪用する事も考えられます。
これらを防止するために強固なセキュリティ機能が必要であり、認証機能を持たせることで、情報の抜取りや改ざん、なりすましなどを抑止します。